@RRof3Rさんの語る「なぜセメントに水銀が混入するのか?」
きっかけは、私がこんなつぶやきをしていたことから。
-@tsunamiwaste
乾電池とか蛍光灯は水銀が入っているんだけど、ちょうど国連が水銀条約というのを作って、どうやって世界の水銀汚染に縛りをかけようか、取り組んでいる最中だったはず http://t.co/nSQeji8x いまの水銀問題は水俣病みたいに水経路じゃなく、大気経路が重要と聞いた
2012/05/08 11:15:06
-@tsunamiwaste
【資料】水銀条約-水銀をめぐる国際動向- (2011.3.11国立国会図書館、農林環境課遠藤真弘)http://t.co/4eXyqXXI ななめ読みしていたら、水銀の大気への放出源No.1はセメント製造だって…。@yuKIiyomi http://t.co/CUpXsLVd
2012/05/08 11:21:14
※ 以下は@RRof3RさんのTwilogより。RRof3R@RRof3R
@jerico4 @kosekome @emanon_uk @tsunamiwaste @yukiiyomi @net2ml @uryuushima セメント会社では、土壌、主灰、飛灰の3種類をリサイクルしています。単純にそれだけw 混乱させてごめんなさい。
2012/05/13 19:48:03
セメント会社では、土壌、主灰、飛灰の3種類をリサイクルしています。単純にそれだけw 混乱させてごめんなさい。一般廃では、体温計や電池のように誤ってそのまま燃やされるケースと、意図的にカレットにされて燃やされるケースの他に処分場延命のために、一度埋め立てたものを掘り起こして再燃焼させるケースがあります。
一般廃でヤバイのが実はこっちです。産廃の場合、例えば家屋解体なんかで出てくる蛍光灯類は、書きにくいのですが、色々と魔法が使われちゃいます。その代表例が活性炭含有。その活性炭は、他の活性炭と一緒に、埋立または焼却されますので、そこから先は一般廃と同じですね。まぁここの詳細記述はご勘弁をw
ここで@ishikawakzさんのツイートが引用されている。長文だが引用。
試算では微量のセシウムを降らせると書いております。・・なんだこれは「4.環境や人への影響 焼却に伴う降下量(仮)0.05㎡/Bq」(北九州市【資料1】災害廃棄物の受入検討について(3)) / “000112488
http://www.city.kitakyushu.lg.jp/files/000112488.pdf
このPDF初めて見ました。苦しい台所事情からもわかりますが、北九州は凄く前向きですよね。こちらから見ると「西日本は止めろ」と言いたい。ここでとってもびっくりしました。健康に影響がないと書いてありますがもう「降る」と想定しているのです。数値がどうこうの前にこの事実は押さえましょう。さて。といっている北九州市はかつて石炭産業が盛んな町で公害にも苦しんだため、「環境首都」をめざし「公害克服の技術と経験を生かし、環境国際協力や資源循環型社会づくりの取組みで世界をけん引」するようです。http://www.city.kitakyushu.lg.jp/youkoso/file_0008.htmlその北九州市が微量であってもセシウムを降下させるかもしれないと堂々と市の資料でも述べており、非常に不可解。*かつての名残で、工業系プラントが多くあり三井、三菱や新日鐵があります。新日鐵八幡は日本初の官営工場で、新日鉄は被災地の釜石にも工場があります。被災地の状況を良くご存じなのかもしれません。また九電の火力発電所が三基福岡県内にあります。焼却灰はリサイクルできるようです(セメントなど)http://www.kyuden.co.jp/effort_thirmal_k_hatsuden_index.html排出ガス量はどうなのだろうか。地元の方々の健康が少し心配です。また北九州市も企業立地にとても力を入れています。「多様な立地ニーズに応えられる産業用地と充実した各種立地優遇制度を用意し、企業の皆さまの進出を全力で支援いたします。」http://kitakyu-yuuchika.jp/location/また過去の公害を繰り返さねばいいがと私は老婆心ながら心配しています。今回のがれき焼却はベストの選択なのだろうか・・*北九州市の財政状況はどうでしょうか。北九州市の公式資料から引用していきましょう。http://www.city.kitakyushu.lg.jp/files/000020762.pdf「北九州市は、厳しい財政状況にあり、このまま何も経営改善の努力をせずにいると、平成24年度には財政健全化法上の早期健全化基準を超える水準まで、また、平成25 年度には「財政破たん」とされる同法の財政再生基準を超える水準にまで、それぞれ赤字が拡大しかねない状況となっています。」なぜか(1)地方交付税等の減少(2)福祉・医療費の増加本市は、他の政令市* 6 よりも高齢化率*7 が高く、高齢社会の進展に伴い、福祉・医療費が増加し続けています。(3)公債費(市の借金の返済)の増加本市では、これまで、市の産業競争力を高めるための都市基盤( 空港、港湾など) を整備する公共事業や、市民に身近な公共施設を整備するための公共事業を積極的に推進してきました。このため、市の借金を返済するための毎年度の経費(公債費※ 10)も増え続けており、市の財政を大きく圧迫する原因となっています。↓↓(私註:1.2はどこの自治体でも同じなので問題は公共事業呼び込みによる市財政の悪化です。ここポイントです。)↓市の考える解決案。「将来的にも持続可能で安定的な財政の確立経営プランの集中取組期間(平成21・22 年度)に、200 億円規模の収支改善に取り組み、収支が均衡する財政を目指します。
多様な行政ニーズに対応しうる行政体制の構築限られた財源の中で行政サービスの満足度を高めるため、市民・NPO 等と協働したり、 市民ニーズを把握して市の事業の「選択と集中」を行います。」↓↓すると市の予測では「魅力あるまちづくりを推進することによって人や企業が集まり、そのことで得られる財源を使って、さらにまちづくりを推進するという「プラスの連鎖」につなげていきます。」公害で環境悪化したから環境首都を宣言し大規模公共事業で失敗したから市財政が悪化したのに地元への産業誘致にこだわっています。*北九州市を批判するつもりはないです。大変苦しい台所事情です。北橋市長は元民主党議員で細野大臣がビラ配りに来たり、岡田克也副総理と旧友ということもあり、また災害廃棄物焼却による交付金を期待でき、地元の企業もそれを望んでいるのかもしれません。しかし多額の輸送費は被災地の住民に直接回ったほうがよいと個人的に思いますし、放射性物質が多少なりともふるのは健康に良いとは思えません。残念ながら放射線リスクにしきい値はありません。もちろん目に見えるような影響があるかどうかわかりません。しかし健康や環境への潜在的影響が心配される場合、少し「立ち止まって考えてみる」
それが環境首都を目指す北九州市の役目ではないでしょうか。
私はそう思いました。
正直、あまり書くと自分の首がしまるので嫌だなってw 個人的には出口から遡るよりも、自治体のリサイクルプラザの仕組みを調べたほうが分かりやすいと思います。
お疲れさまです。僕も本業より勉強してる気がしますw エコセメ排水を追いかけてたのですが、曝気槽の残留が多いという資料を見つけてしまい困惑中。箸が止まっちゃいました。
お疲れさまです。僕らも怖いもの知らずの小学生のように書いてしまってますw そちらを追求したいのであれば、宮城なら石巻と岩沼から出るものに注目されると面白いかと思います。
ではtsunamiさんのご厚意に甘えて独り言。題して「水銀は常温で液体だから面倒(楽)なんです」を。水銀問題をセメント会社から遡ろうとすると理解するのが大変です。最も簡単なのは各リサイクルプラザのホームページを見る事。
まず、適切に処理されている例を見てみましょう。「リサイクルプラザ 水銀」でググれば出てくる簡単な見方です。自分の地域も入れてみるといいかもです。たとえばこれ。
http://www.city.narita.chiba.jp/sisei/sosiki/clean/std0017....
北海道のある会社でリサイクルされると書いてある。これが適切処理の代表です。
あれ、悪い(と想定される)例が、引っかからない。とりあえず例の場所を再掲。
http://www3.luckynet.jp/okunotoclean/okunoto-rcy.htm この活性炭で吸着というのが、一昔前のソリューションなんです。埋めたり燃やしたりしやすくするための手段。ここがそうやってるとは断定できませんが。
今、蛍光灯の水銀をまじめにリサイクルしている会社は、北海道、宮城、福島、新潟、群馬、千葉、東京、名古屋、岡山、広島に複数社存在します。その中で最も有名なのが野村興産さんです。http://www.nomurakohsan.co.jp/ ただ、騙されないで下さいw 日本唯一ではないんですよw
あ、野村興産さんの唯一は「水銀含有廃棄物のリサイクルシステムを自社で一貫して行うことが出来る」というものですので、虚偽の申告というわけではありません。野村さんの名誉のために追記しておきます。
さて、僕も実は良くわかってないのですがw、水銀は常温でも液化してしまうため、土壌や河川に流れてしまう2種有害物質に指定される厄介な物質ですが、蛍光灯や体温計、電池を中心に多用されているため、ごみ屋にとっては厄介な物質。水俣病で有名になったため、皆の関心も強いから不法投棄は(略)
本来の適切な処理方法は、実は2つしかありません。1.金属水銀(液体)として適切に管理、2.硫化水銀(個体)化させて管理型処分場に埋立、です。ところが皆さんも実験されると判るのですが、この2.が面倒だし時間(コスト)がかか。興味のある方は体温計の水銀に硫黄を混ぜてみてください。
ある会社の実証試験では、水銀に硫黄を混ぜて、固化するまでの時間に数か月かかったと記録があります。恐らく家庭で体温計の無機水銀に硫黄を混ぜて放置しただけの状態だと、半年くらいかかると思います。それくらい、水銀の安定化というのは時間(コスト)がかかります。
なので、今は1.の金属水銀(液体)のまま、効果的に回収する方法が用いられています。個人的にはお付き合いのあるJFEエンジさんを押したいので、あえてJFE環境さんのWEBをここではご紹介しておきます。http://www.jfe-kankyo.co.jp/products/fluorescent_lamp.html 「蒸留」と書いてあるのに注目ですね。
でもJFE環境さんのWEBを見てもわかるとおり、蛍光灯の口金を取って、エアブローで中身抜いて、その中身を蒸留して、金属水銀を抜く。普通にやったら蛍光灯1本で数百円のコストがかかってしまう。そんなにお金をかけられないので、昔は第三の手段が取られてました。それが「蒸発」なのです。
といっても、ただ燃やして大気にまき散らすのではなく、一度燃やして気化させたものを、もう一度、粉体に吸着させて飛灰として集めた後に、不溶出化処理を行って、薬剤で固めた後で、管理型処分場に埋め立てます。この仕組みは面倒なので詳細は割愛したいのですが、要するに飛灰に封じ込めるのです。
この飛灰処理については、@kosekome さんが先ほど面白いTWIを書いてくれています。ご参照下さい。(子供が突然、野菜炒めが食べたいと言い出したので、ちょっと中断しますw)
先に記載した奥能登がその後どういう処理をしているかは不明ですが、割った蛍光灯を一般廃焼却炉で燃やすとカレットとして比重分離が可能ですし、水銀も何か(今なら活性炭)に吸い込ませて焼却炉というのは、実は様々な市町村や産廃業者で普通に行われていたことです。
焼却炉は一般的に、大気汚染防止法(特にダイオキシン対策)に基づく廃ガス処理を目的に、燃焼ガスに生石灰や活性炭を吹き込み、そいつに様々な有害物質を吸着させた後で、飛灰として吸着させます。話がそれますが、Csについても恐らく、この仕組みを流用することでBF99.9理論が成立してます。
補足感謝!これですね。 "@kosekome:国環研 http://bit.ly/joardl ここに「溶融飛灰固化物」の危険性が書いてあります。多摩川の灰溶融炉はアーク溶融炉で水砕スラグという奴で水に落としてます。その際スラグに回らずに浮いた飛灰がやばいということですね。"
さすがに今現在、蛍光灯等を普通に燃やしている市町村を見ることは稀だと思いますが、現在も普通に行われていておかしくないほど普遍的なやり方でした。また現在では最終処分場の延命を目的に「掘り起こしゴミの溶融スラグ化」が行われており、埋めた水銀がもう一度焼却炉に戻ることもあります。
角田市は、最終処分場を造るのをあきらめ、焼却施設を新設し、そこで最終処分場の延命を目論むこととしました。皆さんが「処分場建設反対」とやりすぎると、代わりにこういうことが起こるので、反対しすぎるのもやめましょうwhttp://www.az9.or.jp/gyoumu/sisetuiinkaipdf/240110_sanko1_2... ここの方針4を参照方。
いずれにせよ、水銀を含む気化しやすい有害物質は、飛灰に集まる(集める)仕組みとなっており、その飛灰を埋め立てるのではなく、リサイクルしているセメント会社は、水銀との戦いを強いられることになります。そのためセメント会社は、水銀処理のシステムに関する特許を多数持っている程です。
しかし、セメント会社の受難は、これだけではありません。灰のリサイクルだけじゃなく、残土のリサイクルも行っているからです。例えば「ミンチ解体」で画像検索をかけてみてください。僕は解体屋でもありますので、ここから先は書きづらいのですが、要するに分別解体してても蛍光灯は割っちゃうw
割った水銀は、当然解体工事している地面の土壌に吸い込まれます。その土は解体撤去して建設残土となります。セメント会社は、この残土を粘土代替え原料にもしているので、家を解体した時に出るであろう有害物質も多分に搬入されることになります。そして水銀は、その代表例だと思ってください。
更にセメント会社の受難は続きます。実はし尿処理施設を中心に、汚泥にも水銀って混ざってくるのです。http://www.iph.pref.osaka.jp/news/vol34/news34_2.html汚泥も当然、セメント会社の主要なリサイクル原料ですよね。なんだか書けば書くほど、Cs問題と同じで笑ってしまいますが。
そろそろ纏めます。普通のセメント工場であれば、当然、水銀処理を想定しているので、出口側に処理ルーチンを持っています。でもエコセメントは、残土や汚泥は入ってこない代わりに、受け入れる飛灰の量が多いし、何より水銀処理ルーチンを(資料上は明確には)持っていないのです。ここが問題かと。
お疲れ様です。エアレーションで揮発はあまり考えにくいのかなと。要するにばっ気処理って、水を循環させて泡立てるだけなので、その水を循環させてるのかなと。
その循環水ルーチンに、Csが滞留しているというのは、僕が地下便所が線量高いって言うのと原理的に同じなので整合性があります。循環パイプを測ったら、もっと高い線量かも。
いずれにせよ、全てが排水じゃないと、国環研の資料に記載されてしまっているので、今回の陳情請求で、詳細試験を要求することが困難になったなと。どうすっかなやーって感じです

























